2014年9月30日火曜日

三越銀座店で明日、免税拡充の開始記念行事、経済産業省と観光庁


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・商務情報政策局流通政策課)によれば経済産業省と観光庁は明日(2014-10-01)、改正「外国人旅行者向け消費税免税制度」の開始による潜在的需要喚起→経済活性化を記念して、三越銀座店で開催する。既に周知の通り、明日から、従来免税販売の対象外であった食料品・薬品類・化粧品類・その他消耗品)を含めた品目が消費税免税の対象になると共に、手続に必要な書類等式も弾力化され、訪日外国人著増が予期されるので、その開始を記念するものである。
佐成重範弁理士所見→既に中国からの訪日客は著増し、昨深夜のテレビ東京WBSは、中国の春秋航空日本社がわが国内航空にも展開して、明眸皓歯の中国麗人ステュアデスが「おもてなし」し、また、中国資本の対日投下も活発で、%0万kW級の太陽光発電も計画され、土地の取得も活発な模様を放映しているが、中国訪日客の著増を始め、円安活用をも兼ねたわが国への来客とその生産・消費活動には、加速度が累増する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月26日金曜日

芝浦工大が文部省スーパーグローバル大学37校(申請104校)で出色、グローバル牽引の唯一工科大


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
今日、文部科学省は「平成26年度スーパーグローバル大学創成支援採択構想の決定」について発表し、104申請校から、東大など37校が選ばれたが、この選定は、世界レベルの教育研究を行うトップ大学や、先導的試行の挑戦してわが国の大学の国際競争力を牽引するなど、徹底した国際化と大学改革を重点支援することにより、わが国の高等教育の国際競争力を強化することを目的している。選ばれた37大学は、世界ランキングのトップ100を目指す力のあるトップ型大学と、わが国社会のグローバル化を牽引するグローバル牽引型大学とに分類されしているが、芝浦工大は、グローバル牽引型大学のうち、唯一の工業単一学部大学であり、工業力こそ経済社会の持続発展の基盤であることから、その使命と、芝浦工大への国家的期待は実質的に極めて大きいと言える。芝浦工大の採択された構想は「価値共創型教育を特徴とする理工系人材育成モデルの構築と世界の発展への貢献」であって、わが国再生の要めに的中している。なお、例えば東大は「東大グローバルキャンバスモデルの構築」、慶應義塾は「実学により地球社会の持続可能性を高める」を構想名としている。トップ型大学のいちには工学単科大学として東京工大が選ばれたが、「新の国際化のためのガバナンス改革による東京技術品質の深化と浸透」を構想している。
佐成重範弁理士所見→各構想について3億円程度の国費支援がなされるが、芝浦工大の構想は焦点が明確であり、芝浦工大短大電気卒の佐成重範弁理士として、誠に誇りに思うところである。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月25日木曜日

医薬販売支援等を中国にも展開する新薬臨床試験受託コアのイーピーエスの活況


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
中国・インドなど現に13億人口を要する新興国を始め、世界人口60億人が2030年までに倍増して、医療関連需要の著増が見込まれる折柄、医療の発達・普及を支援する業態の機能と規模は拡大を求められること必至であり、関連してイーピーエス株は年初来高値を更新して1449円に達し(2014-09-25前場高値)、6月安値1171円の23.7%高に及んだ。既にイーピーエスは「新薬の臨床試験を請け負う臨床試験受託業、医薬品販売支援を展開。中国に注力」と特色付けられ(会社四季報)、「堅調。国内は治験支援を始め堅調。中国での販売事業も滑り出し順調。海外受託事業の費用先行を吸収。2015-09期も、国内は医療機関向け治験支援や営業支援が伸長する。中国事業、海外事業も徐々に軌道化」(同)と高評価されている。加えて「2015-01に会社分割で中間持株会社を設置し、中国事業を一括管理する。電子承認申請対応も完了し、臨床試験のデータ管理のクラウドシステム化など、顧客サービス向上に注力」(同)と、ビジネスイノベーションも先進進行している。
佐成重範弁理士所見→パテントクリフの厳酷局面に対処する製薬企業の新薬開発において、臨床試験は認可承認申請に至る最終段階として極めて重要ながら、被験者のインフォームドコンセント取得など、製薬業界・医療界共通の重い負荷を伴うから、その受託事業者は高度の信頼性具備と業歴顕著な実績を官民双方に認められるものであることを必須とする。TPP交渉が医薬品特許権の存続期間をめぐって難航している現況からも、支援事業の重要性が認識される。新興国においては、医薬品関連の信頼性重視には極めて切実なものがあると考える。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月23日火曜日

地方創出企業の一類型、アイ・ケイ・ケイ社のビジネスモデル展開


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
アベノミクスの健全な展開の大きな柱となる「地方創出」の具体的態様は今後の新政策に俟つとして、現にその具体的展開を例示していると見るべきであるのが、アイ・ケイ・ケイの発想と軌跡である。関連してアイ・ケイ・ケイ株(東証1部)は年初来高値を更新して897円に達し(2014-9-22終値)、6月安値813円の10.3%高に及んだ。アイ・ケイ・ケイは既に、「九州・四国・東北・北陸など地方中核都市でゲストハウス型挙式・披露宴を企画・運営。介護」と特色付けられ(会社四季報)、「順調。昨年11月開業の佐世保がフル寄与。既存も、金沢増床などが奏功し、挙式組数が着実に増加。単価も上振れ。人員配置の効率化も奏功して営業増益。2015-9期には福岡増設がフル寄与。広島の2015-03開業も上乗せ」と高評価されている(同)。特に広島について「ゲストハウスに加えてレストラン挙式展開など差別化」(同)、さらに「大阪など大都市圏でも新規出店を探索。新規の
有料老人ホームは既存2施設が順調。佐賀・唐津は2015年春に開業」(同)と、地方創出の各拠点を着実に構築している。アイ・ケイ・ケイは先日(2014-9-10)、その第3四半期連結累計期間の業績を発表ししたが、売上高は前年同期比6.7%増、経常利益2.4%増と累増し、「政府による各種政策の効果に加えて自律的回復の動きが見られ、景気は緩やかな回復基調で推移する状況のもと、ウェディング業界においては、平成25の婚姻件数が66万3000組と前年比で大きな変化はなく、ゲストハウス・ウェディングの需要が底堅く推移する一方、専門式場やホテルのリニューアル、価格競争の激化、顧客ニーズの多様化等により、業界内の競合は厳しい状況が続いている」と認識し、接客力の向上に一層努める」旨を述べている。
SANARI PATENT所見→地方創出の著例はすでに、戦後創案された冠婚葬祭互助会の全国分布に見るべきである。佐成重範弁理士は、その前受金保全機構としての経済産業省の指定機関「互助会保証株式会社」の設立事務局長を経て平成47年から57年にわたり同社の専務取締役を務めたが、地方各地に平安閣・玉姫殿・高砂殿等のセレモニー式場を続出し、冠婚葬祭の合理的な各地方演出貢献してきたことは周知の通りである。アイ・ケイ・ケイの活躍がこれら既存業界と共に新たな創意を競って、地方創出に寄与することを期待する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月20日土曜日

「攻めの時代のIT活用シンポ」、経済産業省が来る10月6日に開催


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・商務情報政策局情報処理振興課)によれば経済産業省は、「米国では、ITを活用した新たな商品・サービスの創出等を目的とした「攻めのIT活用」が積極的に行われているが、わが国では、経営者層のIT活用に対する重要性の認識が相対的に低いことなどから、米国のような攻めのIT投資は比較的低い水準にとどまっている」と認識し、「日本企業における競争力強化に向けて、IT活動を評価するための指標や、中小企業における攻めのIT活用の具体策を提示して、IT活用への戦略的投資を推進すべく、標記シンポを千代田区丸ビルホールにおいて開催する。山崎製造パン石毛幾雄・執行役員ほかによるパネル討論などを予定している。
佐成重範弁理士所見→大卒数の著増と企業要員ニーズのミスマッチが顕在化しているが、パソコンに続くスマホ等の量的普及数と、各年代層のIT活用分野のミスマッチは、わが国において極めて著しいと考える。社会悪の新規創出ともいうべきIT技術活用現象の発生が続出しているが、起業や企業イノベーションにIT活用を浸透させる’ことが、マイナス現象の抑圧にも繋がる。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月18日木曜日

ベンチャー創造協議会、来たる24日に経済産業省が設立


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・経済産業政策局新規産業室)によれば経済産業は、既存企業とベンチャーの連携を促進し、日本経済全体でのベンチャー創造を活性化するため、ベンチャー創造協議会を9月24日に設立し、設立に当たってのカンファレンスを同日に東京・虎の門ヒルズにおいて開催する。ベンチャーは雇用とイノベーションの創出の場であり、連鎖的に次々とベンチャーが生まれ成長する「ベンチャー創造の好循環を形成することが、日本再興戦略の「産業の新陳代謝とベンチャーの加速」に必須で、新規企業の開廃業率倍増の目標にも適合する。従って経済産業省は、去る4月に「ベンチャー有識者会議の取り纏め」で提言された「わが国には、ベンチャーが数多く起業・成長する環境が整っていないいない」という課題を解決すべく、社会全体で新たな挑戦をする契機としてベンチャー創造協議会を設立すると、説明している。
佐成重範弁理士所見→「社会全体」の中でも、知財戦略の体制は特に重要である。3Dプリンタの基本的特許についてのわが国の失策は、朝日新聞が詳細解説したが、同時に同紙は、iPS細胞の実用化についてわが国の先行ぶりを詳報し、ソニーのスマホ撤退傾向と同日トッピックとして、知財戦略の優劣の現況を際立たせている。上記も全てベンチャー創出の発現地たるべき分野であり、発明の特許出願権の企業帰属法改正の次期国会提出なども契機として、掘り下げたベンチャー創出環境の考察が喫緊である。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月15日月曜日

「新ブランド再構築2014」の伊藤忠商事、付加価値創造・経営資源の蓄積と高度化・資産戦略の新ビジネスモデル


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
伊藤忠商事のアニュアルレポート2014が野村IRの紹介で届いた。日本独自の総合商社機能もグローバル情勢の変転と共に変転し、伊藤忠商事も、「総合商社である伊藤忠商事の伝統的な事業展開は、商流の中間に位置し、需要と供給を繋げるトレードを中心としたが、やがて、製造業が自身で海外展開を行うようになり、トレードを軸としつつ事業投資を活用しながら主体的にビジネスや商流そのものを創造する事業展開に変化し、現在も、面的・連鎖的にビジネスを創造する事業展開へと進化し続けている」と事業背景の進化を概説した上で、伊藤忠商事のトレード・投資収益最大化のため、新ビジネスモデルの柱として、「付加価値の創造」(ブランドマネジメントによるビジネスイニシアチブの獲得・ニーズ発掘と新機能提供のコーディネーション・伝統的および新たな商社機能の総合・人材派遣など経営ノウハウの活用)と「資産戦略」(生活消費関連分野と基礎産業分野へ重点投資・リスク総量管理と投資効率評価による個別案件リスク管理)を両輪として、企業内外の経営資源蓄積と高度化を進め活用する。
佐成重範弁理士所見→総合商社機能進化の一般論と、伊藤忠商事独自性の発揮の具体性の両面から体系的に説明している。経営学者や経営評論家も必読の資料である。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月12日金曜日

電気自動車・ハイブリッド車のシンポを経済産業省が開催、来月11日に鳥取市にて


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
中国の新車登録規制でガソリン車の実働増加が抑制され電気自動車は奨励されるなど、国域差はあれ、電気自動車・ハイブリッド車のグローバルマーケットは拡大するが、SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・製造産業局自動車課電池・次世代技術・ITS推進室)によれば来る10月11日、経済産業省は、国際競争力強化などのため、鳥取県鳥取市・とりぎん文化会館において、電気自動車・プラグインハイブリッド車のタウンシンポジウムを開催する。環境性やエネルギー効率に優れ、世界的にも開発に向けた競争が激化している情報に対処するためである。併せて地方創出にも資すべく経済産業省は、電気自動車・ハイブリッド車の普及に先駆的に取組む都道府県を「EV・PHVタウン」として選定し、各タウンにおけるモデル的な取組の全国展開を図ってきた。
佐成重範弁理士所見→今次シンポでは、「電気自動車・ハイブリッド車のカーシェアリングと次世代型エコツーリズム」をテーマとしており、シェアリングとエコツーリズムという生活イノベーションの新テーマとの組合せで環境適応自動車の普及が促進されることに、時流の展開を見る。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月10日水曜日

物流革新の時流、船井総研の上振れ顕在化


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
国内外にわたる物流革新が急進している折柄、船井総研株は年初来高値を更新して967円に達し(2014--9-10前場高値)、2月安値732円の32.1%高に及んだ。既に船井総研は「経営コンサル大手。住宅・不動産業界などに強い。書籍出版事業やベンチャー投資からは撤退」と、その「選択と集中」振りを特色付けられ(会社四季報)、「上振れ。物流コンサル会社買収で営業益上乗せ。主力の経営コンサルが、得意分野の不動産・住宅やレジャー業界・士業向けなど会社想定を超え、採用増で人件費が膨らむが2ケタ増収効果で吸収。営業益は会社価計画から上振れ。増配幅上積みの余地有り」(同)と高評価されている。加えて「雇用関係の変化を受け、人材育成支援
コンサルに本格進出」(同)と、一般業界で難渋化の人材質・量確保の情勢を業容拡大の好機として包摂し、日本経済全般への寄与をも果たしていくことが期待される。「船井総研WEBコンサルティング」が「WEB制作のご相談なら経営コンサル会社・船井総研にお任せください。WEBコンサルに関する実績は2000サイト以上。圧倒的なノウハウと実績で貴社のWEB戦略を必ず成功させます」と胸を張っているように、社名の「総合性」を発揮し、ニッチ的分野に至るまでニーズ変動即応のコンサルを遂行している。
佐成重範弁理士所見→知財・人材と共に、エネルギーを含む物流のグローバルな変動は、国際関係・資源開発・所得変動・ビジネスと生活のメソッド革新急進に伴い、物流コンサル機能への需要も急速に多様化し増大する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月6日土曜日

アジア新興国における縫製機器事業が前期比10.3%の著増、JUKIの増収増益報告


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
増収増益のJUKI・中間報告が届いた。既にJUKIは「アパレル向け工業用ミシン世界一位。アジアで強い。家庭用は3位。チップマウンター(SANARI PATENT注・電子部品をプリント基板に配置する装置)が第三の柱」と特色付けられ(会社四季報)、「縫製機器はアパレル向けが新興国で順調に増加。自動車・シューズなどノンアパレルも4割増。マウンターや自動機器など産業装置も増勢。これら増産と合理化とで、ソニーとの事業統合費用などを吸収し、連続して営業増益」と高評価されている(同)。加えて「ソニーとの合弁が3月に始動し、産業装置に加えて検査機や印刷機などのラインナップを拡充。新顧客を開拓。精密加工や精密鋳造のノウハウを活かして受注加工も拡大へ」(同)と業容拡大に積極的取組を見せている。今次報告においてもJUKI清原 晃代取は「
下期については、未攻略・未開拓市場における顧客づくりと収益増強を更に徹底していく。縫製機器事業においては、引き続き、成長するアジアの新興国地域を中心にマーケット戦略を強化し顧客増強に努めると共に、コストダウンおよび、ノンアパレルなど高利益率知品の販売を拡大する。産業装置事業においては、ソニーグループとの事業統合効果の早期実現に向けて、統合による新製品の拡大を軸に、ラインソリューション営業への取組を積極的に展開する(SANARI PATENT要約)」と述べている。
佐成重範弁理士所見→既に海外比率84%の国際企業だが、アパレル産業において、生産地が中国からアジア新興
国全域にシフトを拡大し、縫製機器事業全体の売上高が前年同期比1割を超える増加実績を示したことは、アベノミクス政権も高評価するところであろう。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月4日木曜日

「おいしいパン作りや「卓球ロボット」でも世界市場に馴染むオムロンの業容拡大


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
安倍改造内閣2日目の今日も、東京株式市場の活況が増勢し、ヘルスケア・生活充実・新規開発による経済成長の機動力の一員たるオムロン株も昨年初来高値を更新して4790円に達し(2014-09-04前場高値)、5月安値3365円の42.3%高に及んだ。既にオムロンは、「感知・制御機器が基盤。稼ぎ頭は制御機器。リレーなど電子部品や車載部品を展開。ヘルスケアも」と特色付けられ(会社四季報)、「最高益。顧客生産台数拡大の自動車向けは、柱の工場自動化機器・電子部品共に堅調を持続。好採算の太陽光発電用パワコンも高水準。ヘルスケアは血圧計を中心に新興国の販売地域拡大などで数量増。中国の労賃高、償却負担増をこなす。最高純益更新。連続増配」と高評価されている(同)。加えて「2016年までに、需要拡大のヘルスケアを軸に新興国売上高’2割増を目指す(同)。
佐成重範弁理士所見→既にオムロンの海外比率は5割を超えているが、ヘルスケア機器の世界市場普及が、関連効果をもたらすことを期待する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

2014年9月2日火曜日

免疫学・臨床医学・微生物学・材料科学等のポテンシャル、大阪大学ベンチャー株式会社支援政策


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blo
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
実用性に富む大学発知財の開発が産業再生の一つの鍵だが、SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・産業技術環境局大学連携推進室)によれば経済産業省は、産業競争力強化法に基づく特定研究成果活用支援事業計画として大阪大学の計画を認定した(2014-09-01)。支援事業者の名称は、大阪大学ベンチャー株式会社で、大阪大学が全額出資。これまで大阪大学は、40拠点を数える、企業との共同研究講座・協働研究所を設立しているが、今次事業では、共同研究講座・協働研究所の機能をフルに活用して、大阪大学が持つコア技術に対し、学内と企業が有する周辺技術だけでなく、資金供給やビジネスノウハウを含む事業か支援を行う。これにより
、資金供給だけでなく、民間だけでは実現不可能な高次の技術的ハンドオンが可能となり、大阪大学の研究成果の実用化を促進する。
佐成重範弁理士所見→大阪大学の研究成果を活用して新たな需要や市場などの社会的価値創出を果たすべく、大阪大学が特に優れたポテンシャルを有する免疫学・臨床医学・微生物学・材料科学等の幅広い研究分野を始めとして、今後成長が見込まれる分野を対象とし、民間事業者からの出融資も行われることにより事業の成功確度の高いことを要件としていることは、極めて適切である。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)