2016年8月14日日曜日

知財戦略の態様、ベンチャー買収、中国百度は東大発ベンチャーを買収




弁理士 佐成 重範 GoogleYahoo検索 SANARI PATENT



知財の自国自社開発と共に他国他社開発の知財を企業買収によって取得する知財戦略は、フィンテックの高度発揚でもあり、他国他社の利益となる可能性が高いが、特許権出願の多数化を重点志向するわが国特許行政の知財戦略的価値を再考する必要ありと、SANARI PATENTは考える。日本のベンチャー企業買収によるわが国知財の、外資による効率的な被取得事例は東洋経済誌が列挙しているが、例えば、東大発ベンチャーのポップイン社は、検索世界2位の、中国・百度社が、ポップイン社の独自技術入手のため買収した。同誌によればこの独自技術は、ウェブ記事の、読者による熟読度測定に関し、画面上に表示される本文のテキスト部分と画像部分を自動認識し、スクロールの速度によって熟読度を測定するものであり、従来の一般指標・ページビューが記事アクセス数の計測に留まるのに対して、満足度を測定し得る。

佐成重範弁理士所見→知財の国家戦略と企業戦略の二つの戦略立場が有るが、百度が中国の企業という視点からは、わが国知財の被買収であり、ポップイン社の出自が日本であるという視点からは、ポップイン社が百度社によってその独自技術を全世界に拡販しつつあることとなる。世界主義的国民国家主義の、わが国知財戦略における上記例をいかに評価するか、再考すべきである。

(記事訂正のご要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい。発信者不明のコメントは辞退します)

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