2016年8月6日土曜日

国際主義的国民国家主義の象徴・オリンピック、今次には難民選手団も




弁理士 佐成 重範 GoogleYahoo検索 SANARI PATENT



日本時間今朝1150分に、斬新なデザインの聖火台に点灯、ロシア・イラク・ヨルダンなど207国の選手団のうち、日本選手団104番目入場に特に盛大な日本コールと、NHKが報じたが移民国家ブラジルでの南米大陸初のオリンピック開会式の盛況・成功を見ても、世界構成の基本原理が、国際主義的国民国家主義であることを再確認させられる。どのような人々が国民として一つの国を構成するかは、各国多様で、移民国家ブラジルのケースもあり、多数派民族核心のケースや多数宗教核心のケースもあるが、領土と統治組織を具備して国家を形成する原初合意によって国民国家が形成されることは歴史的な事実であり、国家が国民の利益確保をその使命とすることは当然であって、国際関係の構築も本来、この最優先課題遂行のためになされる。それがグローバルな科学技術の発達など、人類共通の福祉をも齎したと確信すべきである。この意味で、米国のトランプ氏もヒラリー氏も、米国国益第一主義を当然のこととして言明しているので、表現の差があるに過ぎない。今次ブラジル開会式は、森林減少への警告など

国際主義的な提案も加えて、国際主義的国民国家主義の象徴的な祭典となった。ただし、難民選手団の入場が紹介されて、帰属国家のない人々の問題が改めて認識され、また、イタリアのインテル・サッカークラブなどが中国企業によって買収されたとのニュースも同着し、スポーツ自体も国際主義的国民国家主義の支配下にあることを、改めて認識させた。

佐成重範弁理士所見→EUが国際主義的国民国家主義の理念を超えていることは明白であり、修正は必至である。

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