2016年7月11日月曜日

ダイヤモンド技術の中村超硬(マザーズ)内外発展状況




弁理士 佐成 重範 GoogleYahoo検索 SANARI PATENT



中村超硬の資料が野村IRの紹介で届いた。中村鉄工所として創業62年、超硬合金加工技術に着手して51年を経ているが、2016年3月期の売上高は683600万円で対前期比33.4%増、営業利益は143500万円で75.2%増と著増し、次期各94億円、17億円で、各37.5%、18.5%の著増続行を予想するなど、独自技術による価値創出の知財戦略を発揮し奏功している状況、今次国政選挙などの結果を受けて秋には「大型経済政策」策定を見込みながら、今朝は僅かに建設株の上昇が見られたという現状につけても、中村超硬のような内外展開の活気をアベノミクスに吸収することを希望すること切なるものがある。翻って中村超硬の今次報告では、「電子材料スライス周辺事業が、中国市場におけるダイヤモンドワイヤの販売好調により売上高・利益とも計画を上回る業績を達成、特に利益面では、一部で販売価格の低下といった状況もあったが、技術と製造が一体となった原価低減の取組が想定以上に進展し、数値目標を大幅に上回ったこと」「マイクロリアクターや廃シリコン材利材化事業など新規事業を展開すること」「今年末、沖縄工場始動により多拠点化によるリスク分散と輸送経路多様化を実現すること」を詳述し、内外発展の自信を示している。

佐成重範弁理士所見→中村超硬がその知財開発において、経済産業省が推進する産学提携をフル活用していることは、その堅実性の一端を顕示するものである。

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