「新しい産業をつくる」ファーストリテイリング・ユニクロ柳井 正社長
弁理士 佐成 重範 Google/Yahoo検索 SANARI PATENT
ファーストリテイリング・ユニクロの総会通知が届いた。価格戦略の成否が注目された同社だが、今次報告で、「新しい産業をつくる」イノベーションの構想が明確に宣明され、同社柳井 正社長の実行力に信頼が高まる。冒頭に「ローコスト経営を怠り、商品に、顧客が求めている革新性が少なかったことなど、様々な反省点があった」と率直」に述べているが、「ローコスト」こそ、わが国全産業が追及すべき現下最緊要の課題であり、物価インフレ目標がこれを混迷させていることこそ危険である。今次報告でファーストリテイリング・ユニクロは、「我々はもう一度、ユニクロのプライスリーダーシップ・ファッションリーダーシップを取り戻す」と決意を述べ、さらに「新しいビジネスへのチャレンジも続けていく」として、「インターネットを活用して新しい産業を生み出し、次の成長に繋げる。リアル店舗と電子商取引が融合し、今までにない全く新しいビジネスモデルを創る。そのため、企画 ・生産・マーケティング・販売まで一貫して行うビジネスモデルから、顧客とユニクロがダイレクトに繋がる新しいモデルに変革する」。
佐成重範弁理士所見→わが国男性にも漸く、美装意識が芽生えてきた折から、ファーストリテイリング・ユニクロが、インターネットによって、「ユニクロ初、あなたにジャストフ
ィットするセミオーダー感覚のジャケット」を発売したことは、そのローコスト性から特に成功が期待される。
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