2016年4月15日金曜日

ロカベン(ローカルベンチマーク)活用戦略会議が発足




弁理士 佐成 重範 Google/Yahoo検索 SANARI PATENT



経済産業省は、企業経営の健康診断ツールであるロカベンを公表すると共に、昨日行われた官民対話での阿部総理指示に基づき、ローカルベンチマーク活用戦略会議を設立した。SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・経済産業政策局産業資金課)によればロカベンは、企業経営の健康診断ツールとして、経営者や金融機関・支援機関等が、企業の状況を把握し、双方が同じ目線で対話を行うための基本的な枠組みであり、事業性評価の入口として活用されることが期待される。具体的には、参考ツールを活用して、財務情報に関する6つの指標と、非財務情報に関する4つの視点に関する各データを入力することによって、企業の経営状態の変化に早めに気づき、早期の対話や支援に繋げていく。

佐成重範弁理士所見→上記6つの指標は、売上高増加率(売上持続性)、営業利益率(収益性)、労働生産性(生産性)、EBITDA有利子負債倍率(健全性)、営業運転資本回転期間(効率性)および自己資本比率(安全性)、4つの視点は、経営者への着目、関係者への着目、事業への着目、内部管理体制への着目であるが、シャープや東芝の現実事例に徴して、これら指標と視点の的確な作動要件を先ず、十分に解明すべきである。

(記事訂正のご要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい。発信者不明のコメントは辞退します)

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