2016年3月27日日曜日

クレジットカード取引システムの健全な発展を確保




弁理士 佐成 重範 Google/Yahoo検索 SANARI PATENT



クレジットカードの機能は、急速に展開しつつあるフィンテックの広汎多様な発現においても、核心要素として重要度を著増し、その取引システムの健全な発展が消費者利益の増進にも寄与すること多大と考えられるが、SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・商務流通保安グループ商取引監督課)によれば経済産業省は、来る4月4日に同省において「産業構造審議会商務流通情報分科会割賦販売小委員会」を開催し、クレジットカードに関する法制の在り方を結論づける。既に産業構造審議会においては、「クレジットカード取引の利用環境の変化について、クレジットカード取引に関わる主体の多様化、加盟店契約に関与する主体の多様化に対処すべきこと」「国際ブランドを介したイシュアーとアクワイアラーが異なる、いわゆるオフアス取引が一般化していること」「電子商取引の著増により、中小零細の販売業者を含めて、クレジットカード取引の需要が著増していることを背景として、いわゆる加盟店契約に関して審査等に関与ブランド主体、ペイメトサービスプロバイダが増加しつつあること」「オフアス取引が一般化しつつある市場環境において、クレジットカード取引の健全な発展に向けた制度基盤を整備し、イシュアー・アクワイアラー各々が、その機能に応ずる責任を負担する構造を常に確保すべきこと」などが認識され、所要の法整備が提案されてきた。

佐成重範弁理士所見→カード形態の媒体によるフィンテックの諸態様が顕現・機能しつつあり、その一環としての割賦販売法規制下の取引について先ず、法整備を進めるものと解する。

(記事訂正のご要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい。発信者不明のコメントは辞退します)

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム