2016年1月12日火曜日

ブランド活性化の奏功例:ヤクルト*ディズニー




弁理士 佐成 重範 GoogleYahoo検索 SANARI PATENT

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激動するグローバル市場で優位を維持拡大するため、ブランドの活性化に様々な創意が凝らされるが、「最適組合せ」の実現が奏功している事例として、ヤクルト*ディズニーが範例となる。今次中間報告においてヤクルトは、「ウォルト・ディズニー・ジャパンとのライセンス契約に基づき、8月から9月に「アナと雪の女王」パッケージの「ジョアマンゴー」を期間限定で発売し、ブランドの活性化と売上の増大を図った」と述べているが、「ディズニーとの提携を深め、ジョアなどの製品販促での訴求力向上へ」(会社四季報))と、その成果が注目されている。翻ってヤクルトの業績全体は、「上振れ。海外の販売増が想定超。円安が追い風。販促費負担を吸収して営業益上振れ。創業80周年記念配。2017年3月期は海外好調で連続増益」(同)と高評価されている。同社の海外飲料・食品既に販売事業部門の売上高構成比は37.8%に達しているが、特にアジア・オセアニア地域は前年同期比30.0%の売上高増を示した。既に香港・シンガポール・インドネシア・オーストラリアマレーシアベトナム・中国でヤクルトなどを製造販売している。

佐成重範弁理士所見→中国では無錫ヤクルト株式会社の無錫工場が生産を開始したが、上海ディズニーランドの規模と人気は巨大であり、ここでもヤクルト*ディズニーのブランド活性化が奏功することを予想する。アラブ首長国連邦やミャンマーでのヤクルト工場新設についても、このようなブランド活性化が有効と考える。

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