2015年12月6日日曜日

スマートライフからスマートビジネスへ、セイコーエプソン




海外比率75%、イクジェットプリンタ欧州・中国でも需要増

弁理士 佐成 重範 Google,Yahoo検索 SANARI PATENT

(知財関連別サイトhttp://bit.ly/a1ftXo

セイコーエプソンの中間報告が届いた。既にセイコーエプソンは「インクジェットプリンタ国内首位級。インク消耗品が好採算。ビジネス用途にも進出」と特色づけられ(会社四季報)、「主力のインクジェットプリンタは大容量インクタンクモデルを新興国・欧州に続」き北米でも販売開始で数量好調。プロジェクタも高級機が堅調に推移」(同)と高評価されているが、今次報告においてセイコーエプソンは、プリンティングソリューション事業セグメント、ビジュアルコミュニケーション事業セグメント、ウエアラブル・産業プロダクツ事業セグメントのそれぞれについて、業績の変動要因と新製品の特徴を示した。セイコーエプソンの売上高の3分の1を占めるプリンティングソリューション事業については、「大容量インクタンクモデルが、商品ラインアップ強化によってアジアを中心に引続き大幅な売上高増を果たし、また消耗品も、プリンタ本体の市場稼働台数の構成改善効果によって売上増加」と説明している。

佐成重範弁理士所見→インクジェットプリンタの性能高度化への希求は、グローバルな生活水準、および、ビジネス態様の向上と高度化によって競争的に高まるが、今次報告にいう「消耗品」は特にインクカートリッジであると解するが、インクジェットプリンタ各メーカーのプリンタ本体の機能別に癌密に特異適応規格で設計され、プリンタ本体のグローバルな普及は、その本体存続と共にインクカートリッジの固定需要を約束するから、将来にわたる安定財源として機能する。この基盤に立って、液晶プロジェクタ、ウエアラブル機器、水晶振動子、表面処理加工などの革新分野に、セイコーエプソンのグローバル展開が期待される。

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