2015年12月13日日曜日

画像デザインの保護の在り方など経済産業省の検討進む




今週18日(金)に産業構造審議会小委員会

弁理士 佐成 重範 GoogleYahoo検索 SANARI PATENT

(企業知財の別サイト http://bit.ly/dfBR7g

SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・特許庁総務部総務課制度審議室)によれば経済産業省は、来る18に同省で産業構造審議会知財分科会意匠制度小委員会を開催し、意匠制度に関する最近の取組、画像を含む意匠に関する審査基準の改訂、画像デザインの保護の在り方についての報告書を議題とする。

佐成重範弁理士所見→昨月下旬の会議では、画像デザインの保護の在り方について、法制的な枠組みと、意匠制度を支える運用面の取組によって実現される制度全体を念頭に置いて検討を進めることが必須であると共通認識し、情報技術の発展などによって、パソコンとスマホなど、物品の種類による保護のバランスを失しかねない状況に至っていることを踏まえて、意匠審査基準を改訂することにより、物品に予め記録された画像のみでなく、後から追加される操作画像を保護対象とし、パソコンの操作画像を保護対象とすることを視野に入れ、具体的検討を行っている。ゼブラ増田勝彦常務、事業富士通・中原香通子・知財本部マネージャーなどの企業委員が参画しているから、グローバル市場の知財戦略において極めて重要な地位を占めていく意匠権の新たな在り方が策定されることに注目すべきである。

(この記事訂正のご要求は sanaripat@gmail.com に送信下さい。発信者不明のコメントは辞退します)

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