2015年10月18日日曜日

「大学卒」「大学院卒」の知財価値


「特許収入で250億円!多彩で意外な(木村 智博士)の顔」東洋経済誌評価
弁理士 佐成 重範 Google・Yahoo検索 SANARI PATENT
「新卒の4割は非正規」と東洋経済誌が解説する「新卒」は大学卒だが、大学院卒・博士の8割は非正規の実態にも着目し、知財価値の発生が大学卒・大学院卒のいずれにも依存しないことを、標記副題に即して考えてみることも、子女の教育費に収入を消尽する世上の親達の参考となろう。前提知識として先ず、「大学卒」と「大学院卒」の相違だが、木村 智博士のように、山梨大学等の地方大学卒で東京理科大大学院卒博士になり、また東京理科大卒で東大大学院卒博士になるような事例は多い。要するに、地方大卒が東大・阪大・名大大学院卒の修士や博士になる事例は多く、大学院においては、高度に分化された専門領域の研究が課題だから、その習得が実業界のニーズに即応しているか、また、即応し続け得るかに、当該若者の人生コースが懸かっているのだが、ニーズ即応の分野自体が変遷高速だから、大学院卒を雇用する側が2~3年の期間付き雇用を選ぶことは当然で、その結果としての実例はかってNTTも放映したが、ここでは省略し、木村 智博士を称える標記記事を考察する。要するに「定時制高校教員から研究者に転じ、遂にはノーベル賞に到達した木村博士。研究者の枠に留まらないマルチな才能の持ち主であった」ことを認識させる標記東洋経済誌記事を未読すべきである。
佐成重範弁理士所見→「特許収入で250億円」という見出しについては、木村 智博士の才幹による北里研究所とメルクとの協力関係等によるものと解され、このような国益寄与の詳細についても、東洋経済誌の解説補完が待たれる。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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