2015年9月26日土曜日

今次オバマ・習近平会談で知財盗取のサイバー攻撃対応


今日TPP主席会合の残存難課題はバイオ医薬知財
弁理士 佐成 重範 Google・Yahoo検索 SANARI PATENT
今次米中首脳会談で、中国が二酸化炭素排出量取引(経済産業省が単に「クレジット」と呼称しているのに比べて分かり易い)の導入を表明する調和は見られたものの。南太平洋問題は平行線のまま、もう一つの課題であったサイバー攻撃については、サイバー攻撃による知財の盗取排除など、今後の協議継続には合意したようだ。一方、今日のTPP主席会合は、バイオ医薬品のデータ保護期間について新薬保護と後発医薬品活用の立場が対立したままで、相変わらず難航の模様だが、上記国際トップ会合にいずれにおいても知財問題が核心であるのに、知財制度の専門的理解が上記諸首脳ほかいわゆる上層部に徹底しているのか、疑問である。
佐成重範弁理士所見→一方、個々の企業においては、例えば、鶏卵の全自動選別放送機械で国内シェア8割、世界でも2位のナベルが、米国業者から提起の特許権侵害損害賠償請求訴訟を契機として、特許権取得に戦略重点を置くと共に、中国の生産コスト安のノウハウを探求している事例(東洋経済誌)は、首脳交渉と共に、企業の知財戦略も一層徹底するべきであることを示している。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)  

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