原油相場反騰、石油資源開発(株)年初来高値
カナダのシェールガス案件の帰趨に注目
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
長すぎる感もある大型連休明けの今日、日経平均株価は続落して
いるが、原油相場は反騰した。関連して、石油資源開発(株)は年
初来高値を更新して4700円に達し(2015-05-07前場高値)、1月安
値3375円の39.3%高に及んだ。既に石油資源開発は「原油・ガス開
発専業。新潟・秋田等での天然ガス開発が大黒柱。カナダで超重
質油の生産も。海外比率32%」と特色付けられ(会社四季報)、「カ
ナダやイラク油田の増産効果大。探鉱費も減。ただ、原油安が終
盤影響。為替差益膨らむ。2016-3月期も、海外中心に天然ガス増
産が続く。だが、原油安の通期影響。安定配当方針」(同)と高評
価されている。加えて「郡山北部の分岐パイプライン建設が完了
。年初から、同市の工業団地に天然ガス供給を開始」(同)と積極
的だが、カナダのシェールガス液化案件の最終決定延期が注目さ
れてきた。
SANARI PATENT所見→昨月末、三井物産と共同出資して、石油資源
開発は「福島ガス発電(株)」を設立した。石油資源開発の出資比
率を50.7%としている。社長も同社から。わが国エネルギー供給体
制における、この方式の比重増大が期待される。
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