独特名産品創出と観光のコラボ活況化、北日本銀行の場合
北関東の地銀、東京市場展開との対比
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
新幹線延伸や外来観光客の急増で、地方独自名産品と観光のコラ
ボによる地域創出の動きも活発化している折柄、野村IRの紹介で
北日本銀行の資料が届いた。全国各種銀行の動向としては、地方人口の著
減予測に対処して「金利水没と、揺らぐビジネスモデル:金融異
変」と東洋経済誌が題する首都圏への地銀・信金進出が目立って
いるが、北銀の場合は、北日本の固有領域内の振興に熱中する意欲
と成果が強く見られる。既にqは「岩手県中心に八戸から仙台ま
での東北太平洋岸で展開。地銀中位。県内・個人へのシフトを進
める」と特色付けられ(会社四季報)、「有証利息の貢献もあり、
与信費用も想定以下の公算で、利益上振れ。2016年3月期は、企
業や個人ローンが増勢、与信費用は低位安定」(同)と評価されて
いる。加えて「日本政策金融公庫と業務連携。復興や企業の新事
業支援に活かす。2014年11月から新営業システムが稼働。2015年
6月メドに全営業店に導入。事務作業を効率化」(同)と高評価さ
れている。
SANARI PATENT所見→北日本銀行の佐藤安紀頭取は「守る」「変える」のバ
ランス経営を強調し、増益を維持しているが、「北日本」の領域
概念を現状より拡大することも考え、領域基盤をも強化すべきで
ある。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)
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