2014年12月13日土曜日

クラウドワークスのマザ-ズ初上場、「赤字のまま上場の大人気」とWBS放映、昨日の初値1316円


弁理士 佐成 重範  Google検索 SANARI PATENT
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未上場のままで経済界では大活躍を展開してきたクラウドワークスは、昨深夜のWBSでは「赤字のまま新上場を果たしたクラウドワークス」として紹介放映され、その知財の価値の高さを改めて強く印象付けた。なお2014-12-12の公開価格を73.2%上回る1316円の初値付けであった。クラウドワークスのビジネスモデルは、日本最大級のクラウドソーシング「クラウドワークス」を運営するクラウドソ-シング事業の展開であり、成果報酬型の「プラットフォ-ム」と、進行管理手数料を収入源とする「エンタープライズ」の2サービスで構成されている。クラウドソーシングの語義をクラウドワークスは、「群衆+外注の意味の造語で、クラウドワークスのアドバイザでもあるJ.Howe氏が2005年に提唱した言葉」としているが、SANARI PATENTは「ビッグデータを解析し事業に活用するプロセスの外注」と定義している。クラウドワークスの吉田浩一社長のメッセージに「クラウドソーシングとは、インターネットを活用した、時間や場所に捉われない個人の新しい働き方のこと」とあるのは、分かり易いが、企業に着眼する視点を加えることが適切である。同社長は更に、「フリーランスや個人事業主、中小企業は勿論、企業を退職したシニア、子育て中の女性、若者、障害を抱える方など幅広い個人が、時間や場所、年齢に関係なく仕事を受けて収入が得られるようになっている。仕事を依頼する企業にとっては、企業間取引が当たり前だった世の中で、スキルのある個人の空き
時間を手軽に活用できるようになり、最短15分、最適な費用で優秀な個人への仕事を依頼することができる」と述べている。
佐成重範弁理士所見→WBSも指摘したこれまでの赤字にも拘わらず、クラウドワークスのビジネスモデルの当面から次世代のわたって需要される緊要・先端のニーズに即応し得る知財の無形資産価値が、初上場と即高値を現出したと考える。
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