2014年12月14日日曜日

新興国のデジタルシネマプロジェクタや3D諸システムの需要を拓くウシオ電機


弁理士 佐成 重範  Google検索 SANARI PATENT
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産業用ランプで世界首位のウシオ電機が、新興国市場での拡販をどのように展開しているか、関心が高まる折柄、ウシオ電機の中間報告が届いた。売上・生産ともに7割超が海外というグローバル企業のウシオ電機であるが、今次報告では「光源事業において、中国などの新興国を中心に依然としてデジタルシネマプロジェクタの設置台数が増加しているため、シネマ用クセノンランプのリプレイス需要が拡大していること」「データプロジェクト用ランプや自動化用ハロゲンランプなども非常に好調であったこと」「一般映像が引続き堅調に推移し、3Dを駆使したバーチャルリアリティシステムやシミュレーションシステムの需要が様々な分野で拡大していること」「従来のランプ搭載
プロジェクタより高輝度高精度なレーザープロジェクタも、既にシネマ用とに販売が開始され、今後さらに加速が見込まれること」「光学装置では、スマホやタブレット端末の旺盛な需要に支えられ、光配光装置も堅調に推移が見込まれること」などを説明している。
佐成重範弁理士所見→今後の戦略として「シェア維持のために価格競争に巻き込まれることがないようにすること、新規事業の収益への早期貢献を促進するため従来以上に高速度で事業展開すること」を強調しており、LED事業やレーザー事業による「光を使ったプロセス」の重要性増大に、一層多様な光源の提供をもって、ウシオ電機が貢献することが期待される。
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