2014年11月3日月曜日

韓国知財戦略の活発な展開、KIM-HONGレポートに見る


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
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韓国と中国の産業・経済の問題点を指摘する論説が日本のジャーナリズムに盛んだが、韓国KIM-HONG特許事務所の今次ニュースレター(SANARI PATENT B-Site 2014-11-02ご参照)には、韓国産業のイノベーション意欲昂揚を窺わせる動向が満載され、長期発展を予見すべき記事が多いと、SANARI PATENTは考える。例えば「ゲーム業界IP紛争の増加と題して、「ゲーム業界の知財紛争が特許権紛争に拡散する模様だ。韓国ゲームメーカーであるネオウィズゲームズは342件の韓国内特許を保有しているが、他の業者も含めて韓国ゲーム業界は国内外のポートフォリオ構築に乗り出していること」などを述べている。また、韓国におけるオンラインショッピングモール市場が拡大し、取引急増のもと、中国などから取り寄せた偽造商品を真正品と偽って販売する行為が横行しているので、韓国特許庁は、オープンマーケット、個人ショッピングモールなどを対象に、偽造商品販売サイトや販売掲示物を24時間監視するシステムを運営し、偽造商品と確認される販売サイトは閉鎖措置とする、と示している。一方、モノのインターネット家電関連特許のアイデアで新製品が続々発売され、生活イノベーションが予見される。韓国知財行政面でも、出願人の知財戦略に応じて種類の異なる知的財産権を一緒に審査するよう一括審査制度が拡充され、「特許と実用新案」に引続いて「特許と商標と意匠」についてもこれが適用されるに至ったことは、韓国新製品の内外市場進出を実質的に支援する快挙と思われる。なお、KIM-HONG特許事務所レターの今次報告知財の「韓国が中国と、商標分野協力の強化に合意し、中国の一商標多種類出願制度導入にも即応すること、韓国がPCT国際調査で5年連続Top3を維持していること、世界19国の特許庁でハングルで商標検索が可能になったことの解説も、韓国企業の知財の戦略展開を支援する基盤構築として、全世界が注目すべきである。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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