2014年10月30日木曜日

標準化戦略、経済産業省・基盤技術専門委員会が来月10日に発足


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
B Site: http://sanaripatent.blogspot.com
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
特許権がグローバルにその産業・経済価値を発揮するためには、その特許権による革新技術が実質的・制度的に世界標準化されて、グローバルに実用に供されることが必須である。その特許権による技術が基盤技術にに関する場合は、国際ルールに従って特許権の使用を許諾しライセンス収入を得るが、その基盤技術に基づく改良特許が多発するに伴いライセンス収入も増大し、国際収支にも寄与することとなる。関連してSANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・産業技術環境局国際標準課)によれば、経済産業省の日本工業標準化調査会第一部会の第一回基盤技術専門委員会を開き、工業標準の設定、日本工業規格の改正・継続を議題とする。
佐成重範弁理士所見→わが国の技術力を事業の成功に繋げるために、各企業が特許等の権利化や営業秘密としての秘匿化との切り分け組合せを考え、知的財産のオープン・アンド・クローズを戦略的に判断した上で国際標準化を進めていくことが重要だが、分野横断的な課題として、少数企業の先端技術や、業界団体をまたがる融合技術の標準化を迅速に進められる体制になっていないことが認識されている。特に今次ノーベル賞のLEDやロボットなどの先端技術やスマートグリッドなどのインフラ関連分野において、今後の世界的な成長が見込まれている折柄、基盤技術に関する標準化戦略について、全国民の関心が高まるべきである。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)`

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