2014年11月1日土曜日

家電リサイクルの一層の高度化、経済産業省案


弁理士 佐成重範 Google検索・SANARI PATENT(知財戦略研究)
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資源回収を含めて家電リサイクルの円滑な遂行は重要な課題だが、諸般の課題が残存している現状にかんがみ、経済産業省はその検討会を設けて方策の検討を継続しているが、SANARI PATENTに着信した経済産業省発メール(担当・商務情報政策局情報通信機器課)によれば、経済産業省と環境省は「家電リサイクル制度の評価・検討に関する報告書」の案をまとめたが、家電リサイクルの一層の高度化に向けた具体的な施策は次の通り提案されている。先ず再商品化率の向上と質の高いリサイクルの推進のため国は、対象部品および材料の分離等に関する望ましい取組について製造業者等に対してガイドラインを示すべきであること。また、再商品化率については、法定の水準と製造業者等が実際に達成している水準との間に乖離が生じていることを踏まえて、今後のリサイクル技術の進展や資源相場の変動といった事情をも考慮しながら、実態に即した適切な水準になるよう、国は、法定の水準を引き上げるべきであること、更に、今後ともリサイクルの質を高めていく観点から、国は、再商品化率に加えて再資源化率の把握に努めると共に、重要な金属や素材の一層の分別回収や水平リサイクルを促進すべきこと、などを提案している。
佐成重範弁理士所見→この案についてパブコメの募集を開始しており(2014-10-31)、家電消費者の便益にも関連するから、積極的な意見提出をなすべきである。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)  


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