2014年5月20日火曜日

エネルギー資源とそのエネルギー変換、金属確保事業のJXホールディングス


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
C Site: http://patentsanari.cocolog-nifty.com/blog
R Site: http://plaza.rakuten.co.jp/manepat
Twitter: http://twitter.com/sanaripat
野村IRの紹介でJXホールディングスの資料が届いた。米国のシェール革命とロシア・EU間の天然ガス流通変動が全世界のエネルギー資源バランスを刷新し、エネルギーの変換態様もそのコストも著変すると共に、金属資源の地政学な国際分布不均衡から、日本再生戦略の鍵はエネルギー資源の獲得態様とエネルギー変換のイノベーション、金属資源の権益確保に在り、従って、グループ結成後3年余を経たJXホールディングスの使命は極めて重要である。今次資料においてJXホールディングスは、「エネルギー変換企業として、原油・天然ガス・石炭・太陽光などの一次エネルギーを、顧客にとって最適なエネルギーに効率的に変換し、配送する取組を進め、特に経済活動の基盤となる石油の精製(SANARI PATENT注;その分溜産出ストは、石油化学産業の存廃に直結する)と販売の分野で圧倒的シェアを占め、競争力強化による事業基盤確立に取組んでいること」「石油・天然ガス開発企業として、フォーカスした地域・技術に経営資源を優先的に配分し、優
位性を確保することにより、長期的な埋蔵量・生産量を拡大していること」「金属事業について、世界有数の銅鉱山に出資し、自主開発を進めてきた銅鉱山の生産を開始し、銅精錬・電材加工・環境リサイクルの各事業を併有することにより、上流から下流までの一貫事業体制を構築し、質量共に世界トップクラスの事業を展開している」と説明している。
佐成重範弁理士所見→先週(2014-05-12)JXホールディングスは、「マレーシア・サラワク州沖ラヤン油ガス田の開発移行決定」について発表したが、専用プラットフォーム・浮体式生産貯蔵積出施設・全長200km海底パイプラインなどの総合構築において、グループ各社の蓄積知財を総合発揮するものと期待する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)                          

0 件のコメント:

コメントを投稿

登録 コメントの投稿 [Atom]

<< ホーム