2014年5月2日金曜日

ネット販売強化・シンガポール店・地域特性などビジネスモデル革新の高島屋


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
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高島屋の総会招集通知(2013-0301~2014-02-28決算)が届いた。百貨店業については「新たな価値を提供し続ける百貨店への変革」を目指し」「株価上昇に伴う資産効果もあり、宝飾品・特選衣料雑貨等の高額品や、家具などのリビング用品を中心に好調に推移し」「富裕層向けの新クレジットカードカードによる優良顧客の囲い込み」「外国人観光客向け新免税システム導入」に加えて各店ごとの、「日本橋開店80周年」「横浜・宝飾、リビング」「新宿、東横・メトロ相互乗り入れ」「大阪、エリア別対策」「シンガポール、為替好影響」「上海、上質生活提案と、おもてなし」の奏功を述べて
いる。建装事業においては「住宅リフォームやホテル・商業施設の受注好調」、不動産事業についてはショッピングセンタの好調を述べ、前年同期比・売上高8.7%増、営業利益8.0%増を報告している。更に「今後対処すべき課題」について、「国内消費市場の縮小・消費増税後の消費マインド低迷を予想のもと」「地域特性に適合する街づくりの視点」「独自の海外商品買い付け」「シンガポールでツアー会社との連携」「ホーチミン市サイゴンセンタへの出店」「クロスメディア事業の拡大」を強調している。
佐成重範弁理士所見→先日、高島屋・日本橋店を訪れたが、三越の日本橋店・コレド3館の始業が、それぞれ日本橋地域のリノベーションを担って独自のビジネスモデルを展開しており、新宿・渋谷・阪神の戦略特区的発展と比肩して、内外需要の喚起に寄与することが予想される。
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