2014年5月23日金曜日

先端ファッション、次世代自動車装備、流行機能製品部材を創出する「モリト」


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT(企業の知財戦略研究)
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野村IRの紹介でモリトの資料が届いた。先端服飾や自動車・IT機器などの機能性商品も含めて、感性の発揮が多様にイノベートする付属装飾ないし機能付加の部材は、本体商品の流通価値を高める決定的な要素となる。本体のデザインや機能の創出にも増して、グローバルな商品価値を左右する重要性ある付加部材創作分野である。既にモリトは、「服飾資材、自動車内装品やケメラ資材などの卸。企画製造から関与。中国で生産も。販路世界的。現・海外比率2割」と特色付けら
れ(会社四季報)、「最高益。作業服などアパレル関連が好調。自動車内装品は日系向けが盛り返し、米国等での開拓も奏功。中国からベトナムへの生産一部移管が進み、コスト減で営業増益、増配」と高評価されている(同)。加えて「アパレルは高級ブランドやスポーツ系の顧客を積極開拓。需要が膨らむアジアや北アフリカへの新営業拠点新設も視野。自動車部品メーカーなどM and Aも積極検討」(同)とあって、創業106年、現会社設立80年の業歴と蓄積知財を踏まえた、全産業分野・全世界市場への展望は、実行力と実効性を兼備している(グローバル事業本部・グローバル輸送事業本部)。
佐成重範弁理士所見→モリトが明治41年に装身具のハトメ・ホック・靴紐の商売を開始し、昭和35年にマジックテープ・ファスナーの販売を開始、昭和52年にモリト香港設立、同58年に米国ケネエムインク設立、同60年にオランダにモリトヨーロッパ設立という沿革と、アパレル関連資材・生活関連資材の2事業を柱とする安定経営、多彩なアイテムで圧倒的シェア、グローバルネットワークを「当社の強み」とするモリトの実行力は逞しく、上記「M and Aの積極的検討」も、去る3月25日には、「モリトは、下げ札・ネームを中心とした服飾副資材を取扱うマックス社を子会社化した」で実現の緒を示し、結婚式・披露宴の招待状、披露宴メニュー、礼状、パンフレットの創出にも及ぼうとしている。
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