2014年1月14日火曜日

分子標的薬・抗体医薬・個別化医療薬など、経済産業省発の意見公募案用語の理解


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT




「次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発基本計画・経済産業省案」についての意見が公募されているが、生活者全部に重要な案件ながら、標記諸用語が案文中に続出し、語義の認識が先ず必要である。

例えば、「国際基準に適合した次世代抗体医薬等の製造技術」が2大課題の一つとして示されているが、協和発酵キリンの解説では、「抗体医薬とは、生体が持つ免疫システムの主役である抗体を主成分とした医薬品である。一つの抗体が一つの標的(抗原)だけを認識する特異性を利用する」。「抗体医薬は、副作用が少ない効果的な治療薬として注目されている。ゲノム解析により、創薬のターゲットとなる抗原分子が特定されていくことで、抗体医薬の可能性が拡大していくことが期待される」と述べ、経済産業省案の「目的」とする「少子高齢化が進展する我が国においては、今後、癌・生活習慣病等に対する治療薬は、これまでにも、数多く開発されているが、依然としてこれら疾病の発生率の増加、引いては医療費の増大に歯止めがかからない現状に対処すること」における抗体医薬開発の重要性を示している。

佐成重範弁理士所見→発癌における抗原・抗体・免疫の関連自体について医学者間の論争が近時高まり、抗体医薬についての知識を全国民が涵養すべきである。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

 

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