2013年12月1日日曜日

ワクチンなどバイオ薬品特許戦略でグローバル市場展開を期する武田薬品


 

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT




医薬品、特にバイオ医薬品の創成が世界医薬品大手企業の国際競争、新興国の著増人口市場におけるシェア先取などの見地から、製薬企業戦略の最優先課題だが、電子工業における特許取得が極めて多数の特許の包括的クロスライセンスなどの「囲い込みオープン」手段を用いるのと対蹠的に、市場制覇能力を単発的独占的に獲得できる大物特許の、取得と実施を個別排他的に行う製薬企業の特徴と従来は見られてきた。今次TPPにおける、この独占力の在り方が論戦されていることも、企業戦略の大胆な推進を迫っている。

武田薬品の特許庁公開発明件数は3544(2013-12-01現在)、うち今年初来の特許庁公開件数は58(2013-12-012013-12-01)だが、例えば発明の名称「錠剤」(特許庁公開日2013-10-31)、が、「搬送時や自動分包機による包装時、或いはTPTからの取り出し時などに応力を受けても、錠剤の硬度を高めることなく、欠損の発生を抑制できるうえ、簡単に安価で実施でき、生産性を容易に向上できにすること」を課題としているように、コスト課題をも含めた広汎な企業戦略的に対応している。

武田薬品が、世界市場で医薬大手のグラクソグループから次期社長を迎えることは、国際事業分野の知的財産権戦略がトップ人事の国際化にも及んだことを示している。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください) 

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