2013年11月25日月曜日

セラミック圧電素子技術で世界電子機器革新を起動する京セラ


 

弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT




京セラは昨月末に、今年度業績予想を上方修正し、売上高1兆4000億円を1兆4300億円(前期比11.7%増)、営業利益82%増としているが、その説明は「太陽光発電システムの需要拡大が引続き見込まれ、ファインセラミック応用品関連事業が期初想定を上回る推移の見通し」(SANARI PATENT要約)と簡潔だが、例えば昨日の朝日・安井孝之編集委員の論説「超薄型スピーカー、部品開発の情熱・市場創造」の下記内容(SANARI PATENT要約)は、京セラの発展力が更に強大であることを明示している。

1.    家電や情報機器の新製品について現在、多数の眼を奪うのは、例えば、液晶画面のサイズや美麗度ではなく、画面下部の名刺大の超薄型スピーカーだ。

2.    この超薄型・高度臨場感のスピーカーを京セラは、セラミック圧電素子を活用して製造し、在来の電磁式スピーカーの構造的限界を圧倒する。

3.    京セラの、このスピーカーを使った薄型テレビは、韓国LG電子が欧米にも売り出し、更に新たな市場を生み出す。

4.    京セラのこのスピーカーを、住宅や自動車に付ければ、軽量化・超小型薄型化と共に、音域も拡大する。適用対象は広汎だ。」

佐成重範弁理士所見→ドル100円で、今次97円想定の京セラは「益々」だろうが、京セラ製品により韓国製品のグローバル拡販には、「いささか残念な面」もあろう。
(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com にご送信ください)

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