2013年11月3日日曜日

イオングループのCFS、地域特性対応のドラッグストア展開で絆の拡大


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
「絆の創造」を経営理念とするCFSコーポレーションの中間期報告(2013-03-0108-31)が届いた。既存店の売上が花粉症関連商品の伸びなどから堅調に推移し、調剤部門の好調継続と相俟って、売上高は前年同期比10.3%増を示した。医薬品のネット販売解禁の拡大の趨勢のもとCFSコーポレーションは、店舗では商品提案の強化を中心として、売場の活性化やオペレーション効率の改善を進めた。
今後、既存のドミナントエリアの深耕、都市型店舗の深化、調剤機能の強化と、在宅調剤分野への積極的な展開、食品ゾーンを充実させた利便性の高い狭域商圏店舗の拡充などを通じて、収益基盤の確立と新たな成長戦略に取組むと、同社・宮下雄二社長は述べているが、神奈川県を地盤として展開してきた同社の重点施策として適切な方向性を示している。
特にCFSコーポレーションは、地盤地域の顧客の多様なニーズに応えるため、各立地特性に対応した店舗の出店を続け、例えば、ヘルスケア、ビューティケアの充実、調剤薬局の併設による健康や美容のニーズに対応し、また、郊外型店舗を中心として、食品強化のための改装に取組できた。更に、WAON一体型カムズクラブカードの発行や、ハックドラッグオンラインショップも充実させ、独自のサービス態様を構築かつ革新していく。
佐成重範弁理士所見→イオンの経営資源の全面的活用が、カプリングイノベーションの先端的実例と、多様な販売モデルの随所展開の範例となろう。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)


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