2013年10月4日金曜日

ジェネリック医薬品大手で、医療合理化に貢献する沢井製薬


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
福祉予算が膨張の一途を辿ることに対処し、医療経済学の視点からの発言にも注目が深まっている。診療経過のメタデータを解析して、診察・治療・余後の全過程の合理化による医療費節減が具体的事例や診療体制全般について種々指摘されているが、ジェネリック医薬品の普遍的活用も、その一環として最優先すべきである。
関連して、沢井製薬株が年初来高値を更新して7380円に達し(2013-10-04前場)4月安値5105 円(分割値換算)の44.6%高に及んだ。
沢井製薬自ら、「ジェネリック医薬品の沢井製薬は、「なによりも患者さんのために」を企業理念とし、ジェネリック医薬品のリーディングカンパニーとして事業活動する」と宣言しているが、「ジェネリックだからこそできる工夫がある」と強調し、「ジェネリック医薬品は、新薬の特許が切れた後に発売される医薬品だが、特許期間中には多数患者が新薬の処方を受け、医師・薬剤師・看護師などに、患者の「こうだったら良いのに」という声も多数届く。これらの声を収集して、ジェネリック医薬品では様々な工夫を加えており、それは、長年使用されてきた新薬と同じ有効成分で開発されるジェネリック医薬品だからこそ可能である」と解説している。
佐成重範弁理士所見→沢井製薬は更に、そのジェネリック医薬品の利点(価格の大きな利点には改めて触れずに)を具体的に挙げており、例えば、「調剤し易いように医薬品の安定性を高めたり、注射薬キット化(注射筒に予入)、形状・表示の誤用防止配慮」を挙げている。政府の「後発薬使用促進」政策に、まさに即応している。

(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)

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