2013年9月7日土曜日

糖尿病と癌に関する両学会の合同発表


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
(承前R Site 2013-09-06 記事)標記合同発表において、課題の背景は次のように述べられている(SANARI PATENT要約)
1.     糖尿病と癌罹患との関連について、日本人のデータを含むメタアナリシスによって、糖尿病と罹患リスクとの関連が明らかになってきた。2010年、American Diabetes Association American Cancer Societyは合同で、糖尿病と癌との関連についてのConsensus Reportを発表し、糖尿病と癌罹患、癌予後との関係、糖尿病と癌に共通する危険因子、糖尿病と癌とを結ぶ分子機構。糖尿病治療が癌リスクや癌予後に及ぼす影響について多面的に論じている。
2.     ADAACSは、上記報告書で9つの要約と推奨事項をまとめた。現時点で特に注目すべきは、
2-1 主として2型糖尿病は、肝臓癌、膵臓癌、子宮内膜癌、大腸癌、乳癌、膀胱癌などのリスク増加と関連がある一方で、前立腺癌リスクの減少に関連している。
2-2 健康的な食事、運動、体重制御は、2型糖尿病および、幾つかの癌の罹患リスクを減少し、予後を改善するため推奨すべきである。
2-3 医療者は、糖尿病患者に対して、性別・年齢に応じて適切に癌のスクリーニングを受診するよう推奨すべきである。
2-4 幾つかの糖尿病治療薬と癌罹患リスクとの関連が報告されているが、現時点では、糖尿病治療薬を選択する際に、癌のリスクを主要な検討事項とするべきではない。
佐成重範弁理士所見→上記の背景のもとで、日本糖尿病学会と日本癌学会は合同委員会を設置し、20111017日に第1回、2013年3月26日に第5回合同委員会を開催し、今次合同発表に至った。特に、「糖尿病による癌罹患リスク上昇のメカニズム」に関する現段階における見解は、国民全ての常識とすべきである。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)



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