自動車関連業界の主要各社、北米市場の活況に期待
弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT
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自動車ばねの大手・中央発条の上半期報告が届いた。同社・高橋徳行社長は、国内自動車生産規模、中国の日系自動車メーカーやインドネシア・トラック市場の状況を述べ、対照的に、北米における自動車生産台数が、前年同期を大きく上回る結果となった旨を先ず強調しているが、この対照考察は、ニッパツ、アドバネクス、知多鋼業など自動車ばね主要メーカーの上半期報告において、いわば共通考察となっている。特に、上述した高橋徳行社長は今後の自動車関連業界の環境について、「海外現地生産の流れは変わらず、自動車輸出の大幅な増加は見込まれない」、「一方、海外は、米国市場の好調が期待され、新興国・資源国の成長ペースがやや鈍化しても、大きな成長市場であり続ける」と見通し、中央発条グループについては、「国内事業経営基盤の抜本的強化」「アジア・北米を中心とする海外ビジネスのの拡大」のため、選択と集中、各製品の競争力強化、生産体制の最適化を行うとしている。
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