2013年6月14日金曜日

中国留学生が創業(1989)したSystem Integrator・SJIの活況


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
SJI(東証1部)の総会招集通知が届いた。SJIは「中国留学生が創業(1989)したSystem Integratorで、日中で事業を展開。大株主に神州数磶。2012年に中国のSystem Integrator・サイノコムを買収」と特色付けられ(会社四季報)、「2014年3月期はサイノコムが通期寄与。好採算のSystem-Integrationも中国において続伸」(同)と高評価されている(佐成重範弁理士要約)。
今次報告では中国について、「SJIが積極的に事業展開する中国経済は、輸出産業にブレーキがかかり、成長速度に陰りがみられたが、中国政権交代後、政府による大型インフラ追加投資による期待もあって、先行指標に明るさが見えると共に、特に、SJIグループが営む石油化学エンジニアリングサービス事業は、中国のエネルギー政策の影響を強く受けており、環境問題への取組による新たなビジネスチャンスが生まれつつある」旨を述べている。
従って今後、「中国での競争力を高めるための事業の選択と集中を行って、中訊軟件集団股份有限公司の子会社によるオフショア開発の強化に取組み、日本と中国との橋渡し事業を推進する。
佐成重範弁理士所見→SJIグループはシステム開発において、日中の開発者が一体となって共同でシステムを開発し、実績を積み重ねてきた。2013年3月期で見れば、日本では減収減益、中国では大幅増収・大幅増益の成果を収めたが、売上高において中国は日本の1.83倍に達し、今後は更に中国の比重が高まるものと予測する。
(訂正のご要求は sanaripat@gmail.com mail下さい)


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