2013年6月7日金曜日

日本電産、モーターの採算向上、海外62%、国際協力銀行活用


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
日本電産の総会招集通知が届いた。日本電産は「世界首位のHDD用など精密小型モーターが主力。車載・産業用など中大型を強化中。買収に積極的」と特色付けられ(会社四季報)、「2014年3月期には、精密小型モーターの採算が改善し、車載・産業用など中大型が好転して増益」(同)と高評価されている。加えて、「構造改革を断行し、在庫・海外の生産設備を減損処理し、生産人員も削減。国内外の営業拠点統廃合を急ぎ、HDD用から車載や産業用へ、モーター事業の軸足移管が喫緊の課題」(同)と見られてきたが、今次報告によれば、「車載および家電・商業・産業用」製品グループの売上高は、前期比19.2%増収の2484億円6400万円に達した。新規連結や顧客増による。
資金調達手段および期間の多様化による財務安定性の向上を企図し、普通社債発行、外貨建て資産と負債のバランスによる為替リスク低減、特に国際協力銀行による円高対応緊急ファシリティの活用も注目される。

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