2013年5月28日火曜日

「リサイクル進化論(品質無劣化)」の帝人循環システム、今後の課題


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
帝人の総会招集通知が届いた。高機能繊維分野も、海外需要低迷で全体としては軟調だったようだが、衛生材料用途、土木建築資材用途は堅調に推移し、また、中国の商品開発センターを活用して、ポリエステルのリサイクル事業と新規用途開発を推進しているが、「何度でも新しい品質で生まれ変わるポリエステルは、帝人エコリサイクル技術の象徴である。
帝人の今後の課題としては、「欧米においてアラミド繊維・油田関連ホース向け、採掘用コンベアベルト等の成長用途向け拡販」、「上海に設置したテクニカルアジアセンタの活用」、「高機能ポリエチレンのインド拡販」、「炭素繊維の圧力容器ほか新規用途開拓」、「熱可塑性炭素繊維複合材料の性能評価」、「樹脂分野のアセアン注力」、「気管支喘息治療薬」、「リチウムイオン電池向けセパレータ」、「総合廃水処理」など、グローバルに緊要とされている技術を早期に確立し拡販する、など広汎かつ現実に即応して述べている。

(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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