2013年5月23日木曜日

「ヒト」の活用モデルをイノベートするヒト・コミュニケーションズの活況


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
国内は勿論、グローバルに「ヒト」の活用が、国民・世界市民・各国政府の当面最大の課題だが、「ヒト」も「人材」「労働者」など多様に呼ばれて、課題の焦点も様々に当てられている。
このような環境下で㈱ヒト(東証2部)は、「ビックカメラの人材派遣から独立。通信・家電商材などの営業支援。業務請負が主で、人材派遣も」と特色付けられ(会社四季報)、「着実増。スマホと高速無線LANなどモバイル系増勢。GMS向け人材派遣や観光関連人材派遣が大幅伸長。粗利率低下を人材募集費の効率運用でこなし、営業増益。連続増配」(同)と高評価されている。加えて、「株主層を拡大すべく、流動性を高めるための株式分割ほか、個人投資家向け説明会を積極実施。ファッション、化粧品、食品など新規育成分野への人材派遣拡大に注力。M and Aも視野」(同)と業容拡大・イノベーション・現需要即応の積極性が認識されている。
上記「説明会」の資料も、野村IRの紹介で届いたが、「ヒトコムのビジネスモデルと成長戦略」と表題し、「販売・営業・サービス分野の本格的アウトソーシング時代を切り拓く」と副題して、安井豊明社長(47歳)が、大卒・富士銀・大手家電量販店を経て、平成16年にヒト・コミュニケーションズ社長に就任。「今期売上高203億円(前期比8.0%増)、純利益8億3000万円(10.5%増:佐成重範弁理士所見→会社四季報では8億7000万円で更に多額)」、「売上高の8割はアウトソーシングで、人材派遣は2割に過ぎない現状であること」「成果追求型営業支援により成長してきたこと」などを詳説しており、わが国における「ヒト」活用の在り方について示唆するところが多い。 

(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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