2013年5月26日日曜日

国土の保全・強靭化、資源回収を担う産業廃棄物中間処理業


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
ダイセキ(東名証1部)の総会報告が届いた。 冒頭に基本方針として、「ダイセキは、「環境創造企業」をスローガンに掲げ、リサイクルを中心とした産業廃棄物中間処理を事業の中心として業容を拡大してきたが、世界的に環境に対する関心が高まり、わが国においても廃棄物問題に関する社会的注目が高まり、それと共に、従来は陰に隠れがちであった産業廃棄物処理業界も社会的認知を受け、各方面から大きな期待が寄せられる業界となった」旨を述べているが、このような趨勢下でダイセキは、「ダイセキ廃棄物処理の大手。廃油・汚泥処理で高い技術を持ち、再生利用で差別化。関東・関西を強化」と特色付けられ(会社四季報)、「2014年2月期は、収益柱の廃棄物処理が、関東・九州を軸に、顧客工場稼働率の着実増で上昇。土壌汚染調査も、震災復興関連受注で増勢。鉛相場上昇で、鉛リサイクルも業績に貢献。営業益上向き、連続増配意向」(同)と高評価されている。加えて、「首都圏など大都市周辺で、ダイセキ廃棄物処理に関わる企業の買収に意欲。道路交通事情が九州地区を先ず深耕」(同)など、業界の零細・中小企業乱立から、適正かつリサイクル主体の業界への集約化に即応する立場にある。
佐成重範弁理士所見→環境とリサイクルに対する関心がグローバルに高まり、ダイセキの、多種多様化する処理・リサイクル技術革新と  M and Ayによる新構成が、社会的関心を益々高めるであろう。

(コメントは sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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