まんだらけ、マンガコンテンツ市場の適正価格決定にIT手法、通販システムもイノベ
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
マンガのまんだらけ(マザーズ)が咋年初来高値を更新して1870円に達し(2012-02-15)、咋8月安値1011円の85.0%高に及んだ。wwは業歴26年、「マンガ専門古書店の最大手。アニメ原画・玩具販売も。独自の値付け・鑑定で市場影響力大」と特色付けられ(会社四季報)、「増益。主力のTOYS中心に既存店が堅調。Web販売も伸びる。前期に移転・大型化した札幌店・小倉店が通期寄与。POSデータの活用による適正価格買取を更に推進。人件費増などがあっても、営業増益続く」(同)と高評価されている。加えて、イベント開催について、「専用スペースがある名古屋店や、大阪心斎橋のグランドカオス定例開催や、各店独自のイベントで新規顧客を開拓。東京池袋など大都市圏出店を継続検討中」(同)で、更に大幅発展の気運に乗っている。
まんだらけ自身は、「まんだらけは時を司る集団です」、Rulers of Timeをもって自任している。上記イベントの一つは、来る4月29日に中野マンガアートコートの中野イベントスペースで開催する、「漫画・アニメ・特撮・TOY資料系同人誌展示即売会「資料性博覧会」で、一般参加は無料としている。
今次まんだらけの株価動向についてKabutan.com(2013-02-15)は、「まんだらけが急反騰、10~12月経常は2倍増益」と題し、「咋年3月に移転・大型化した札幌店などが貢献し、5.6%増収を確保。POS活用による適正価格の買取や経営の効率化が奏功し、採算も改善した」と評価している。
佐成重範弁理士所見→内閣知財戦略本部のマンガ評価は高く、日本ソフトパワーの代表格としているから、まんだらけの通販も更にグローバル化が期待される。現在のWeb面は和文のほか英語と中国語。価格決定方式は、店頭リアルとネットを連動させたイノベーションと評価する。
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