2013年2月12日火曜日

超純水装置の大手・野村マイクロ・サイエンスの事業環境


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




独自技術で健闘している日本企業が、内外の事業環境変動に即応しつつ発展していくことが、全国民の願望だが、超純水装置大手・野村マイクロ・サイエンスの場合は、どのように考察すべきか。なお念のために、野村マイクロ・サイエンスの野村は野村証券の野村ではなくて、かつて北海道の自然水銀採掘で繁栄した野村鉱業の野村である。その野村マイクロ・サイエンスの資料が、野村IRの紹介で届いた。 

野村マイクロ・サイエンスの売上高海外比率は57%の高率として知られているが、今次資料で示されているように現状は、日本43%、韓国34%、中国・台湾23%という構成で、従って、「野村マイクロ・サイエンスは超純水装置の大手。北興化学(SANARI PATENT: 上記野村鉱業の後身)から分岐。韓国・台湾市場開拓で先駆。韓国サムスンとの取引が多い」と特色付けられ(会社四季報)、サムスンの活況が需要量の確保に連なると共に、価格抑制にも連なることは、容易に想像される。従ってまた、「水処理装置は半導体、液晶業界の投資先送りで、韓国・台湾向け装置が失速。顧客の稼働率低下で、好採算のメンテも落下。下期に米国大型装置の案件があるが追い付かず、営業益下振れ。20143月期はメンテ後退、海外の回復緩慢」(同)と評価されている。従ってまた、「新組織として工業用水前処理の専門部隊を韓国で組織。半導体を含め多業界から受注狙う。装置メーカーの開拓を加速」(同)という新戦略だが、その具体策を今次資料は明示し、期待を厚くしている。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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