2013年2月21日木曜日

エヌエフ回路設計ブロックに注目する意味→新年度知財戦略の方向性


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




新年度の知財戦略を内閣知的戦略本部が立案中だが、その原案は同本部の「知財による競争力強化専門調査会」によって起草される。従ってここに、同調査会委員エヌエフ回路設計ブロック・高橋常夫代取の意見を見るに先立ち、エヌエフ回路設計ブロックの事業動向を考察する。

エヌエフ回路設計ブロック(JASDAQ)は、「(以下SANARI PATENT要約)デジタル数値制御技術やアナログ技術に強み。独自開発の電子計測器、応用機器で高シェア。中国展開も」と特色付けられ(会社四季報)、「堅調。電子計測器は、周波数特性分析器などが弱含みだが、新製品投入効果で電源機器が底入れ。カスタム応用機器は、電力・燃料電池研究開発向け需要などを取込む。人件費増をこなして営業増益。20143月期も、環境・エネルギー関連カスタム応用機器が牽引」(同)と高評価されている。加えて、「ジリ貧の電子計測器は、新製品をモニター価格で提供し、使い勝手など意見を収集し、改良や次世代商品開発に繋げる狙い」(同)で、創出による将来性が注目されている。

エヌエフ回路設計ブロック自身は、「四つの事業を展開する」として、「コア技術をベースに展開するエヌエフ製品」の4領域、電子計測器・電源機器・電子部品・カスタム応用製品を掲げ、「コア技術をベースに蓄積した独自の技術とノウハウを融合させ、製品を展開する」と闡明している。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

 

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