2013年1月20日日曜日

土屋ホールディングス、北海道・東北で地域独自工法を展開


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




北海道地盤の住宅会社土屋ホールディングスが咋年初来高値を更新して350円に達し(2013-01-18)、咋7月安値177円の97.7%高に及んだ。「気密・断熱に優れた住宅を開発」と特色付けられ(会社四季報)、「2013年3月期は主力の住宅が、期初手持ち増に加えて、営業拠点を増やした東北を中心に、新規受注が好調。育成している増改築も引続き伸びる。東北での労務費高などをこなし、営業増益」(同)と高評価されている。加えて、「201211月に在来工法の土屋ホームと土屋ツーバイホームが合併。商品シナジー効果、販売基盤強化と効率化に寄与。仙台に拠点を設け、マンションリホームを拡販する」(同)と、地盤の拡大・新領域の展開に意欲が横溢している。

土屋ホールディングスの地域独自工法を見ると例えば、「e:Ne」は、外断熱JBES-T構法で、コンセプトは家族の絆と耐震性能。J-耐震開口フレームの装備により、大空間や大窓を設けると共に、頑丈な耐震性能を実現した。「oneMORE」は、5層構造の家で、2階建住宅に0.5階に土間、2.5階にフロントと、各階にスキップフロアを設けた5層構造の家。「Lids」は、生活デザイン住宅で、3つのデザインコンセプトから顧客のイメージを思い通りに表現する注文住宅、と説明している。

SANARI PATENT所見→佐成重範弁理士は、昭和28年から30年にかけて、札幌通商産業局鉱山部出願課長・鉱政課長を務めたので、北海道各地の地域特性の多様性をつぶさに体験したが土屋ホールディングスの独自工法が、同じく北の国でも多様な地域特性に対応して生活のイノベーションにも寄与していることを、高く評価する。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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