パナソニック、富士電機、デンソーなど充電器関連発明、特許庁が年頭に公開
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
経済再興戦略の一環として経産省は、電気自動車への充電器助成などを成案しているが、特許庁公開の充電器関連発明件数も4117件に達し(2013-01-17現在)、うち、咋12月から昨日に至る日付で公開されたもののみでも70件を数える。例えば(SANARI PATENT要約)、
1.
出願人:富士電機、発明の名称「充電器」(特許庁公開日2013-01-17)→回路構成を簡略化して小型化および低コストを図り、設置場所の自由度を増大させると共に、蓄電装置の急速充電を支障なく行えるようにした充電器を提供することを課題とする。
2.
出願人:デンソー、発明の名称「充電制御装置」(特許庁公開日2013-01-17)→充電効率の向上を課題とする。
3.
出願人:GSユアサ、発明の名称「充電方法および充電器」(特許庁公開日2013-01-17 )→電解液の撹拌を行い、その電解液の均質性(特に比重における)を高めて電池劣化を抑制する、すなわち電池寿命を延ばす充電方法を提供することを課題とする。
4.
出願人:パナソニック、発明の名称「車載用電子機器」(特許庁公開日2013-01-10)→ 充電中の携帯機器の車内への置く忘れを防止することを課題とする。
5.
出願人:大電、発明の名称「給電用コネクタ」(特許庁公開日2013-01-10)→受電用コネクタから給電用コネクタを外す際に、充電器側からの充電電流を確実に遮断して、充電作業が安全に行い得る給電用コネクタを提供することを課題とする。など。
佐成重範弁理士所見→新政策における経産省の助成案は、電気自動車の普及を主眼とするものになると思うが、充電器の汎用性から、その影響力は大きい。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム