JCUは、サムスンのスマホや中国・台湾のアップル向けも絶好調
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
メッキ薬品大手で海外比率4割超のJCU(東証1部)の上半期報告が届いた。「自動車・電子向けに強み。荏原製作所、エンソンからMBO(SANARI PATENT注:Management Buy Out:
経営者や従業員が自社株式を取得して事業経営を承継する)」と特色付けられ(会社四季報)、「主力の好採算メッキ薬品は、サムスンのスマホや中国・台湾のアップル向けが絶好調。中国自動車用に懸念があるが、はねのけて増益幅拡大。2013年3月期もスマホ関連が牽引して増益。変換効率を上げる太陽光パネル向け特殊コーティング剤も開発促進」(同)と高評価されている。
JCU粕谷佳允社長は、下半期の課題と戦略について(SANARI
PATENT要約)、
1.
JCUの主力戦略拠点は、台湾・韓国・中国・タイだったが、下半期にはメキシコが加わって5拠点となる。メキシコには、販売拠点だけでなく、生産拠点も創る。
2.
年内にJCUアメリカを設立する。
3.
新技術開発については、プラスチックメッキの分野に、3価クロムの黒と白を用意し、また、最近流行り出した各種サテンニッケル(SANARI PATENT注: ダイナミックゴールドなどの文様ニッケルクローム仕様)を取り揃えて、更なる発展を図る。
佐成重範弁理士所見→微細配線用プラズマ事業、太陽光発電事業から化粧品事業に至りまで、自社独自技術の活用によって、サムスンなどの外国発展企業の需要増に即応しており、国内企業の停滞に同調しない企業戦略を高評価する。
0 件のコメント:
コメントを投稿
登録 コメントの投稿 [Atom]
<< ホーム