2012年12月18日火曜日

キャラクターIP戦略の重要性を角川・佐藤辰男社長が強調

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




角川の上半期報告が届いた。増収増益で好調だが、四半期純利益は、投資有価証券などの影響による特別損失を計上して減益している。知財専門家としては、角川・佐藤辰男社長が、「改めてIP戦略の重要さを感じました」と述べているくだりで、SANARI PATENTとしては「キャラクター知財」と呼称しているが、コンテンツ知財と物品物質知財の総合知財の一つとして、重要性を著増しつつある、

佐藤社長は、「変化が激しいこの業界において、圧倒的なナンバーワンというポジションは、大きな意義を持っています。そして、角川グループは、これを基盤として成長市場の取込みを加速します」と述べ、その戦略項目として「電子書籍への取組」と共に、「もうひとつがIP戦略への取組です」として、「1020日、21日に、アスキー・メディアワークスの電撃20年祭が幕張メッセで開催されました。目標来場者数の5万人を大きく上回り、7万2000人以上が訪れました。私も会場で、ファンの方がお目当てのキャラクター商品を購入したり、声優さんのイベントに多くの方々が参加している様子を見て、改めてIP戦略の重要さを感じました」と感動的に述べ、メディアミックスの視点から所感を述べた。佐成重範弁理士は、例えばサンリオのハローキティ・キャラクターがライセンス収入においても、彼女の画像などを付した、または化体した商品のグローバル市場収入においても極めて顕著であることから、角川がコンテンツ・物品IPの総合的IPとして、IP戦略に益々傾注されることを期待する。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい) 

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