東レの「素材が社会を変える」、トルコでは
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
東レの今次上半期報告は「素材には、社会を変える力がある」と表題しているが、その「変える」対象は、トルコ共和国とその周辺国をも標的として、そのプロジェクト内容(SANARI PATENT要約)を特集した。
1.
東レグループの商事会社・東レインターナショナルは、トルコ共和国において、同国とその周辺国の市場開拓のため、駐在員事務所をイスタンブール市に開設し、営業を開始した。
2.
これは、今後大きな経済成長が見込まれるアジアや、その他地域の新興国の成長を取り込む「アジア・新興国事業拡大プロジェクト」の基本計画の一環である。
3.
トルコ・イスタンブール事務所の開設を機に、顧客ニーズへの迅速な対応や、現地企業との連携など、現地拠点を活用した取組により、既存事業である産業資材繊維、テキスタイル、化学品等の販売を拡大し、基盤を強化する。
4.
また、同国と周辺諸国の生産基盤を活用シタサプライチェーンの構築など、新規ビジネスへの取組を加速させ、事業を拡大する。
5.
トルコ共和国は、推計人口7,400万人で、その半数が29歳以下の若年層である。経済面では過去8年間の実質GDPが年平均5%と、着実に成長している。主要民間産業は、自動車、家電、繊維、農業等で、地理的にはアジアと欧州の中間に位置し、東欧、中東、中央アジア、北アフリカへのアクセスに優れている。
6.
トルコ以東でも東レは、2011年9月にインド事務所を開設し、2012年11月にはブラジルの拠点を拡充した。
佐成重範弁理士所見→東レが供給する炭素繊維素材が世界ジャンボジェット機の機体構成で大きな比重を占め、上記諸国の人流物流情報流を支えている。明治時代からの、日本トトルコの外交友好関係は、周知。
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