2012年12月3日月曜日

豊田通商とのシナジーと独自技術で増収増益のエレマテック

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




景気不透明な環境下でも「最高益」と銘打たれるエレマテック(東証1部)の上半期報告が届いた。「電気材料、電子部品の有力専門商社。関西地盤の大西電気と2009年に合併。豊田通商が2012年に子会社化」と特色付けられ(会社四季報)、「新機種での採用拡大し、粗利率高い。パチスロ向けが想定上回る。人気タイトル多く、部品再利用の影響少ない。スマホ向けディスプレイ部材順調。調達代行も、低採算ながら拡大し、会社計画上ぶれ公算。6期ぶり最高純益」(同)と高評価されている。豊田通商との協業については、「2013-3月期中に協業の具体策を詰める。電子部品だけでなく、金属、素材を含めた連携を視野に、物流網は既に乗り入れ開始」(同)と認識されている。

今次報告でエレマテック桜井 恵会長および加藤 潤社長は、次のように述べている(SANARI PATENT要約)

1.     豊田通商との業務提携は、すでにあエレマテックにとってのシナジー効果が創出され始めている。エレマテック独自のグローバル展開も併せ行う。

2.     エレマテックは、これらの取組に当たり、「エレマテック・プラス」を全社のスローガンとしている。これは、今までのエレマテックの枠組みに、「新たな顧客」「新たな事業」「新たなエリア」「新たな付加価値」を加えることにより、収益機会を広げるものである。

佐成重範弁理士所見→エレマテック製品の、異方性導電フィルム、強化プラスチック成形品、液晶用バックライト、電子冷却素子、ロゴパッチ等における先端機能発揮が期待される。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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