2012年11月29日木曜日

NTTドコモが志向する「総合力」「新たな領域」の具体化


弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




NTTドコモの上半期報告には当然、下半期における志向が示されたが、加藤 薫社長の「ドコモクラウドなどの付加価値サービスを競争力の源泉にし、お客さまがご利用し易いサービスへと磨きをかけてまいります」に続く「あわせて、新たな領域へ経営資源をシフトさせ、収益拡大を目指します」発言の「新たな領域」は、NTTドコモの経営全体において、どのように総合されるのか。続くQ and Aにおいて、「競争力の強化に努め、総合的な取組により次世代通信サービスを展開していきます」の「総合的取組」とは具体的にどのような取組であるのか。

既に例えばダイヤモンド誌は、「企業レポート・NTTドコモ」において、「iPhoneを販売しない巨艦が狙う総合サービス企業の新贋」と題し、「設立20周年を迎えたNTTドコモが、岐路に立たされている。iPhoneに翻弄されて「独り負け」の状態が続いていたからだ。新端末を引っ提げ、サービス分野に乗り出すなど反転攻勢に出始めているが、新たな戦略には疑問符が付く」と、厳しく迫った。本文には、「iHhoneは、全てをアップルのIDで行うため、利用者の財布も握られてしまう。つまり、顧客の認証・決済機能を奪われ、果ては、通信網を貸すだけになり、アップルの総代理店に成り下がってしまう。そこでNTTドコモが打ち出したのが「総合サービス企業」への転換である」と解説し、ここに「総合」が登場すると共に、ダイヤモンド誌は、「総合」の内容の際限なさを疑っていると、SANARI PATENTは解する。

佐成重範弁理士所見→ダイヤモンド誌は「総合の際限」の事例として、NTTドコモが野菜の会員制宅配業「らでぃっしゅぼーや」を「買収」したと示しているが、NTTドコモの資金力と国内6000万人の携帯顧客数は疑いない強みながら、品質・味覚に格差が極めて多い野菜(だけではないのだが)の集荷・宅配業務に練達であり得るか、三越・高島屋などのそれに対抗できるのか、NTT秀才の万能意識的な欠落なきことを期待する。

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

 

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