来る12月7日、イー・アクセスの臨時株主総会、ソフトバンクとの変更後契約
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
イー・アクセスとソフトバンクとの株式交換契約承認の件を議案とするイー・アクセスの臨時株主総会招集通知が届いた。既にBusiness Journal.comは、「ダイヤモンドvs東洋経済!経済誌双璧比べ読み」と題して「ソフトバンク、スプリントとイー・アクセス同時に買収ができたわけ」を次のように報じている(SANARI PATENT要約)。
1.
東洋経済11-24号の大特集は「ソフトバンクの世界作戦」。10月、米国携帯3位のスプリント・ネクステルを約1.6兆円で買収すると発表したソフトバンク。両社の合計売上高は6.3兆円。
2.
約1.8兆円でボーダフォンジャパン買収から6年。ソフトバンクの業績は順調に拡大し、2012-03期の営業利益は6752億円。KDDIの4776億円を大きく上回ったが、スプリントと合算した償却前営業利益では、ソフトバンクは、NTTドコモをも上回る。
3.
しかし問題は先ず、この買収が米国政府(司法省と連邦通信委員会の両者)により承認されるかだ。ATTモビリティは、ソフトバンクのスプリンクト買収に反対している。
4.
買収が承認されたとしても、スプリントの経営改革がどこまでできるか。米国のモバイル市場は、1位のベライソンと2位のATTモビリティがリードしている。
関連記事として、Business Journal.comは、 「イー・アクセス完全子会社断念は計画のうちだった?」「ソフトバンクに電波だけ取られるか、イー・アクセス買収の内幕」「ソフトバンクの孫 正義社長は、2012-10-31の決算発表の席上で、「買収を決めた段階から、複数の案があった」と認めた」等々のマスコミ記事を掲げている。
佐成重範弁理士所見→諸般の意見・観測が飛び交っているが、先ずはイー・アクセスの臨時総会通知を熟読する。(以下、C Site 2012-11-23)
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