日本のZAKKA感性を世界市場へ:SHO-BIの雑貨開発
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
野村IRの紹介で届く会社資料にも、世界経済の先行きを憂えるムードが多い中にあって、SHO-BI(キャラクター品ファブレス大手:東証1部)の資料は熟読して楽しく、世界市民の生活への無限の希望を持たせる。「かわいい」「楽しい」「便利」を、たゆまず発信する会社と自任しているが、そのビジネスメソッドは随所に堅実性・発展性を発揮している。更に先ず、会社の沿革記述が、大多数会社のような年表式でなく、感動する。割愛するには惜しいので先ず、SHO-BIの創業事情を以下要約する。
「SHO-BIの母体・粧美堂は、第二次世界大戦後の1948年秋、大戦中、インドネシア戦線に従軍していた寺田正次によって、大阪市で創業された。戦後の日本は豊かになり、化粧品など装粧品が必要になる、という信念から、その卸商を創業した。物資のない時代だったが、大阪市内の家内工場に自転車で駆け付け、櫛・パフ・紅筆などを買付け、東京など消費地の問屋に卸し歩いた。」
その後の発展経緯も、下記要約のように創意に満ちている。
「1975年、現社長・寺田一郎が専務に就任、創業者の起業家精神を受け継ぎつつ、社会経済の急速な変化に機敏に対応していく。すなわち同年早速、化粧小物の企画開発会社・現ビオニを設立、メーカー機能を有する卸売業に業態を大転換させた。」(以下C Site2012-11-19)
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