2012年11月28日水曜日

来る12月3日「ひらまつ」のラ・フェットひらまつ、大阪オープン


来る12月3日、「ひらまつ」の「ラ・フェットひらまつ」大阪・中之島オープン

弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT




価格帯の広い本格フランス料理店を展開している「ひらまつ」株(東証1部)が年初来高値を更新して89,500円に達し(2012-11-26)、4月安値70,000円の27.9%高に及んだ。「創業者の平松氏が経営者とシェフ兼任、高級フランス料理店など展開。中価格帯も鋭意拡充中」と特色付けられ(会社四季報)、「2011年9月開業の福岡・天神、フル寄与。既存店も順調で、婚礼は2割増に迫る勢い。単価も前年並み維持。2013年9月期は201212月開業の大阪・中之島が上乗せ。純益最高を連続更新」(同)と高評価されている。その「大阪・中之島」について「ひらまつ」は、「201212月3日、大阪・中之島に「ラ・フエットひらまつ」OPEN!」と題して次のように発表し(2012-11-17)、ウエディンフ・レストランの予約受付を開始した。

「美しい水辺と文化の香りに包まれた大阪・中之島に、ヨーロッパと日本の架け橋となる華やかな美食空間が生まれます。来るクリスマスのファミリーブッフェは、単価12,600円(料飲・税サ込み)(3~12歳は6,300円、3歳未満は無料)」。

テレビ東京のカンブリア宮殿(2012-11-22)に平松社長が出演し、「ひらまつ」の経営の真髄を披歴したが、「東証1部上場は、飲食業の社会的地位向上を現わしたい」との動機に同感。一方、「株主には持株数に応じて割引優遇をしており、同じ高級フランス料理を何割引きかの価格で楽しめるとあっては、「ひらまつ」を選択することになる」と、日々の経営上にも集客力となっている、と披歴。高級フランス料理を本格的に提供できる知財の「表現」すなわち「シェフとしての技術」を表現することと、経営業務との両者を同時に担っていくことの困難性の有無については、「表現を志望通りに実現するためには、みずから経営することが不可欠であり」、「経営を全うするためには、知財の表現を全うすることが不可欠」だから、両社は一体、との趣旨で、平松氏は応答していたが、全ての業種に通ずる真理であると、佐成重範弁理士は感じた。  

(訂正の御要求は sanaripat@gmail.com に御送信下さい)

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