SHARPが誇る「世界初の透明な化合物半導体」の、SHARP再建機能
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
SHARPの上半期報告が「無配お詫び」と併せて届いた。SHARPの現状についてはマスコミ報道や評論家論説が溢れているが、SHARPのいわば公式の今後戦略は次のように述べてられている。独自製品として(SANARI PATENT要約)、
1.
外光の映り込みを抑え、明るい部屋でも鮮やかな映像が楽しめる独自パネル採用の液晶テレビの強力販売
2.
IGZO液晶(後述)を搭載し、電池持ち大幅な向上と高精細を実現したスマホやタブレット端末の強力販売
3.
「24時間うるおい生活」を提案するプラズマクラスター美容家電の強力販売
4.
上記と、グローバルレベルでの協業推進による収益の早期回復
5.
総経費の圧縮、在庫の適正化、資産の売却、設備投資の抑制等によりキャッシュフローの創出を実現する経営諸施策を進捗させるべく、これを管理するモニタリング体制を整備し、着実に実行する。
6.
2012年度下半期の連結営業利益を黒字化する。
佐成重範弁理士所見→上記2のIGZOをSHARPは次のように説明しているが(SANARI PATENT要約)、このように優れた知財が経営戦略の要素として適切に位置付けられることが緊要である。
「IGZOは、SHARPが世界で初めて量産化に成功した、人の手によって創り出された透明な半導体である。インジウム、ガリウム、亜鉛、酸素により構成され、今までの半導体ではできなかったことを可能にする、革新的な技術である。その能力は多岐にわたり、これからの暮らしを劇的に進化させる大きな可能性を秘めている」。
これからのSHARPも、「劇的に進化」して欲しい。
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