総合防災企業・日本ドライケミカルズの専門性と領域広汎性
総合防災企業・日本ドライケミカルの専門性と領域広汎性
弁理士 佐成重範 Google検索 SANARI PATENT
業歴57年余の総合防災企業。日本ドライケミカル(東証2部)が年初来高値を更新して3185円に達し(2012-11-06)、4月安値2703円の17.8%高に及んだ。同社・遠山栄一社長は、次のように述べている(SANARI PATENT要約)。
1.
当社は、昭和30年4月に、粉末消火器の製造販売を主たる事業目的として設立された。以来、一般建築物やプラント向けの消化設備の設計施工、船舶用消化設備の製造販売、消化設備の保守点検サービス、消火器・消防自動車の製造販売等へ事業を拡大し、消火・防災に関する製品・サービスについて、顧客のあらゆるニーズに応え得る総合防災企業へと発展してきた。
2.
現在では、日本ドライケミカルは、4つの事業すなわち、「防災設備事業(建築物、プラントおよび船舶の防災設備の設計・施工)」「メンテナンス事業(消防法に基づく各種消火・防災設備の保守点検業務、そこから派生する修繕・改修工事)」「商品事業(各種消火器の製造販売および防災関連商品の販売)」「車両事業(各種消防自動車の製造販売)」を行っている。
3.
日本ドライケミカルは、上記各事業の連携により、ワンストップでこれら業務を提供できる特徴を活かし、総合防災企業としての専門性を一層高度化して販売顧客層を拡大する。
佐成重範弁理士所見→日本ドライケミカルのユニークな総合防災機能は、世界的な防災メーカーであるTycoグループとのパートナーシップにより、海外市場に伸長することが期待される。なお、消防自動車製造の付加価値(価格)は、消火可能対象の高度に応じて著差があり、技術開発の一核心である。
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