2012年10月12日金曜日

高機能フィルムの藤森工業、特許で創業100余年の軌跡

高機能フィルムの藤森工業、創業100年余の軌跡


弁理士 佐成 重範 Google検索 SANARI PATENT

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精密コーティング技術の藤森工業(東証1部)が年初来高値を更新して1786円に達し、4月安値408円の4.4倍高に及んだ。藤森工業は、精密コーティング技術を用いたエレクトロニクス材料や、医薬・医療・化粧品向けの包材・詰替えパウチなど、極めて幅広い産業および生活分野に、高機能な各種資材を供給している。「詰替用パウチ堅調。保護フィルムや剥離フィルムなど情報電子系が想定超。詰替用パウチを東南アジアなど海外で販売開始。現地生産も視野」「償却ピークこなし営業増益。連続増配」と高評価(会社四季報)されている。

藤森工業の沿革は、1911年に創立して、特許権を付与された防水紙(ターポリン紙)の製造を開始。戦時下1942年、弾薬用防湿内函・砲弾用防湿筒(国内初)の製造を開始。1944年、車両用屋根張防水布の製造を開始。翌年、終戦を経て、1947年、建築用防水材、高性能防水防湿紙・歯科印象材の製造を開始、1956年、米国からポリエチレンラミネータを導入(SANARI PATENT注:日本では石油化学工場の創設・初動期)し、ポリエチレン加工紙の製造を開始。1962年、スウェーデンのテトラ社と技術提携して液体包装テトラパック用紙の製造を開始。

佐成重範弁理士所見→上記に続いて、新分野・新製品の開発拡販を間断なく展開しており、わが国産業・国民生活の発達・向上に寄与するところ極めて大と評価する。

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